成婚STORYSTORY

仲人の直感とお母様の後押しが繋いだお二人のお話

Profile

  • 女性
  • 36歳(当時の年齢)
  • ひとみさん(仮名)
短大卒の当時36歳だったひとみさん(仮名)は、当社主催の『親の為の結婚講座』と『個別相談』に参加されていた方です。目のぱっちりした丸顔でとてもチャーミングな方でした。ひとみさんは6年以上在籍しており、毎月のようにお見合いを積極的にされておりました。とにかくルックスのいい人なら他の条件はあまり気にせずお見合いをされていました。随分お話をさせて頂きましたが、全く信念のように堅い意志でご自分の希望を貫いておられました。ジャニーズ系の細くスラッとした方がお好みでした。人柄はとても明るく、人の好い方で、特にお仕事においては同じ介護施設に社会福祉士として10年以上勤務していて、本業以外に午前中は、調理のお手伝いをしたり、月末は経理も手伝ったり、時間がある時はお掃除したり、お年寄りの送迎も運転手をするなど、その施設にとって、いなくてはならない存在の人気者でした。

仲人(担当社員)のお話 〜お見合いに至るまで〜

今回ご紹介したお相手は、私が以前に別の方とのお見合いの際に出会った方でした。そのお相手の男性の印象は、写真では田舎の人というようなイメージでしたが、実際は男前で、温厚で、誠実、ガッチリタイプのとても優しい方でした。年齢はひとみさんの4つ歳上の当時40歳、年収700万円、大阪の鉄鋼関係の大手の会社勤務の方です。ひとみさんの好みは、細身のジャニーズ系の方がお好みで、お相手の印象とは違っておりました。しかし私は直感で、お相手が『ピッタリの方』と感じておりました。「写真と実際の印象は違うのでお会いしましょう。」とひとみさんには何度も何度もお勧めしましたが、ひとみさんの承諾はいただけず、3ヶ月以上お勧めしましたが、その度にひとみさんに、バッサリとお断りされました。
私たちの元には、長期間会員として活動されている方がたくさんおられますが、ひとみさんもその一人であり、「今年こそ、今年こそ。」とお母様とも話し合いを重ねながらお世話をさせていただいておりました。そのため、『縁がある』と思える方は簡単には諦められませんでした。そんな時に、他の男性からお見合いの申込を受けましたので、「これが最後の機会だ。」と思い、お母様にもう一度、あの男性をお勧めしました。するとお母様も、私のしぶとさに根負けされたのか、「そんなに言ってくださるなら。」とお返事を下さり、「どうやって勧めたらいいのか?」など話をしていました。そんな時に突然なぜか、そのお相手からひとみさんへお見合いのお申し込みが入ったのです。その後、お母様と私の二人がかりで、ひとみさんをやっとの思いで説得し「会うだけなら・・・。」とひとみさんの承諾を得て、お見合いに至りました。後でわかったことですが、お母様が気を利かせて、お相手のところに『お気に入り』ボタンを押していたようでした。

仲人(担当社員)のお話 〜お見合いの席で〜

★当社は、お見合い時に15分〜20分ほど仲人が同席して、お二人のサポートを致します。★
ひとみさんは、お見合いの日まであまり乗り気ではなさそうでしたが、お相手とお会いした途端、お二人がほぼ同時に『パッ』と気に入られていることがわかりました。
ひとみさんは食が細く、たくさん食べられないことを伝えて欲しいと言われておりましたので、その時もいつものようにお伝えすると、「多い分は僕が食べてあげます。」と彼が言ったのです。私はその一言に「エーッ!」と驚くと同時に、「ヤッター!これで決まる!」と確信しました。

仲人(担当社員)のお話 〜交際から成婚まで〜

お見合い時からひとみさんより「誠実で大切にして下さる方です。」とご報告をいただいており、3回目のデートで「プロポーズされました。」とご報告が入りました。「どう返事したの?」と尋ねると「ハイ!」とすぐ受けたとのことでした。「あれ・・・まぁ。あれほどお見合いまで乗り気ではなかったのに。」と私は思いましたが、これがご縁なんです。今から少し寂しくなりますが、でも6年間の肩の荷がやっと下りた感じです。

仲人(担当社員)のお話 〜後日談〜

お母様よりお聞かせいただいたお話です。「娘はルックスだけでお見合いをしていて、男性の生活力も考えないような世間知らずなので心配しておりましたが、こちらに信頼してお願いして良かったです。よく見つけて下さりました。」とホッとされておりました。遠方の方に住むのは当初嫌だと言っておられたそうですが、彼のことが大好きになったとのことで、ずっと先ですが彼の退職後は、田舎の方に一緒に帰るとおっしゃっていたそうです。お見合いから4ヶ月で、ひとみさんの夢であった下賀茂神社で挙式されました。ご本人からは「粘り強く勧めていただき、本当にありがとうございました。」とお礼のお手紙をいただき、改めてお二人でご挨拶に来てくださるそうです。今から楽しみにしています。