成婚STORYSTORY

ご本人のお話　〜お見合い〜

ある時、母から「お盆に帰省したら、途中大阪のホテルでこの人とお会いして帰るように。」と、５歳下の金融機関勤務の女性のお写真と釣書（身上書）が届きました。彼女は目がパッチリしていて、スラッとして可愛らしい女性でした。こんなに可愛い人がいるのかと思いました。
44歳で初めてのお見合いを大阪のホテルでしました。メニューを見てお茶代の高さに思わず驚き「ひぇ〜高い！」と思わず喉の奥から飛び出しました。仲人さんが小声で「Bさんは正直ですね。お値段がする割に味はあんまりなのよ。」と言うと、彼女はニコニコ笑っていました。自分で縫ったという白いブラウスを着た彼女は、写真よりも可愛く、目がパッチリと大きく、清潔感もあり、本当に可愛いアイドルのような方でした。

ご本人のお話　〜成婚まで〜

遠距離でのデートの３回目頃に、「いい人だと思うが、このまま結婚してもいいのか？」と少し心配になり始めて、比較対象が必要なのではと思い、母に他の人にも会ってみたいと伝え、写真等を送って欲しいと頼みました。しばらくして、３名の資料が届きましたが、その頃から少しずつ彼女に惹かれていたので、結局どなたと比較することもなく、彼女とゴールインしました。

仲人（チーフ高橋）のお話　〜お相手の女性について〜

ご紹介した彼女は、短大卒業後ずっと金融機関勤務で、スタイルもよく、大きな目が魅力的で、清楚でとても可愛く当初は半年くらいで決まると思っておりました。しかし、熟考されるタイプのようで、私が間で見ていて「この方とは進展しないだろうな・・・。」と思うような方でも、本当は自分と合う方なのでは？と半年くらい交際をする方なのです。穏やかな性格ですが、こだわりが強めな方だったので、なかなか成婚に至らずでした。色々と対策を打たせていただいたり、Bさんと出会う前には「特別研修」を受けていただきました。その特別研修の最中、父方のお祖父様のお話になり、「父はお祖父さんに抱っこされたことがないんです。父がお腹にいる時に戦争に行き、戦死してしまったのです。」と言って、突然泣き出してしまいました。この時、私は「今、お祖父さんがここに来ている気がする。あなたを助けに来ているから、きっともうすぐいい人と出会えると思うよ。お祖父さんが痺れを切らしてここへ降りてきてくれたんだ。」と言いました。婚礼センターでは、成婚にどうしても至らない方の場合は、最後の手段として皆でお祈りをするのですが、これが結婚効果があるんです。この時の特別研修の時も、二人で目を合わせ同時に「これで決まる気がする」と言いました。
そして、Bさんと出会い、成婚まで８年かかりましたが無事ゴールイン。一本芯の通った素直で可愛い方でした。現在も年始には年賀状をくださり、二人で仲良く暮らしているとのことでした。